【家業イノベーション・なう! vol.2】 「小野建設ってどんな会社?」企業の魅力を発信するSNS戦略プロデューサー大募集!

こんにちは!家業イノベーション・ラボ事務局の光野です! 家業が今まさに革新に向けて、誰とどんなことに取り組もうとしているのかを発信していく家業イノベーション・なう! 第二弾は、秋田県羽後町で昭和34年に創業した建築・土木・解体を行う総合建設会社 株式会社小野建設さんの取り組みをご紹介します!(お写真はプロジェクトリーダーであり、取締役副社長の小野人平さん)

冒頭にもご紹介しましたように、小野建設さんは建築・土木・解体を行う総合建設会社ですが、時代が変化していく中、資源循環を地域で行うための廃棄物処理・リサイクル・再生エネルギー事業などおこなう「株式会社クリーンカンパニー」の設立し小野建設と連携した地産資源循環を目指している会社でもあります。解体後に発生する木材やコンクリートなどが、木材チップや再生砕石となり再利用され、地元の住民の生活に還元されているんですね。

さらに、東北最大規模を誇るいちご狩り観光農園「農事組合法人こまち野」を設立し、地域で3世代が楽しめる場づくりもおこない新しい農業のカタチにもチャレンジしているそうです!

創業60年余続く建設会社として、子供たちに誇れる「ふるさと」をつくりたいと、地域のクリーンアップやカーブミラー清掃、地域行事への参加など地域の社会貢献活動へも取組んでいるそうです。企業だけでなく地元の未来も考えていく、まさに長年地域に根差して活動してきたからこその魅力ではないでしょうか。

このような強い想いを持つ小野建設さんですが、会社の将来を担う若手の社員が少ないことや、「小野建設がどんなことをやっているのか」が地域の若い世代に知られていないことが大きな問題となっているそうです。人口減少が進み、日本全体でも企業の人材確保が課題となっている中、特に建設業に対するイメージは若者世代に悪影響をあたえ人材採用に苦戦しています。

そんな中、今までもインターン生を採用していた小野建設では、大学生と一緒に会社の魅力が伝わる会社案内や魅力的な社員の掘り起こしを行った職人図鑑などの作成を通じ、人材採用に向けた取り組みを行ってきました。また会社自体としても高校生向けの企業博覧会に出展し高校生と交流する機会を作るなどしてきた結果、2020年の春に数年振りとなる新卒採用が決まりました。

しかし、こうした取り組みを行っている小野建設さんでも、手を付けられていない部分があります。それは会社の魅力や実際の仕事内容などを発信できていないことです。特に若者が日頃頻繁に利用するSNSなどを通じたWEBでの発信まで手が回っていないのが現状だそうです。

今までのインターン生の取り組みから、小野建設の面白さや魅力など発信するための素材は貯まってきているとのこと。しかしそれらを届けるための戦略や仕組みがまだしっかりと出来ていません。今後も若い世代の入社を目指すためには若者に届く形、特にSNSを通じた会社の魅力発信をしていかなければならないと考えています。

そこで今回のインターンシップでは若者に「小野建設ってこんな会社だ!」が伝わるようなSNSのプロモーション戦略とプロモーション動画の制作を共に挑戦する学生を募集しています。

子供たちに誇れる「ふるさと」づくりとして地域行事への参加をしていることや、家族3世代で楽しめるような観光農園の事業も展開されている小野建設さんの取り組みは素晴らしいことだと思いますし、地域にそういった取り組みをしている企業があるということはおらが町の自慢にもなるのかと思います。

家業はそのほとんどが、地域から愛され、事業を通して地域に幸せを還元していく事で、何世代も続いていく企業になるのだと思います。小野建設さんの取り組みを、高校生や大学生だけでなく、広く地域の皆さんに知ってもらうことで、これからもずっと地域から愛される、地元に根差した企業として受け継がれていくのではないでしょうか。

そういう意味でも、今回のインターンシップには期待がかかりますね!プロジェクト遂行過程の学びだけでなく、地域に根差す家業の真髄や、羽後のまちの魅力も感じられる有意義なインターンになると思います。ご興味持たれた学生さんがいらっしゃいましたら、まだプロジェクトは募集中のようですので、是非一度お話をお聞きしてみてください!

▽プロジェクト詳細ページ▽

https://www.project-index.jp/intern/19582