モノや情報が溢れかえり、テクノロジーが進化した現代においては、多様な価値観にマッチするサービスやソリューションなど、イノベーションが必要とされます。さらに、100年に一度と言われるパンデミック(新型コロナウイルス)が全世界を襲うなかで、新たな生活様式や働き方が求められ、あらゆる価値観が大きく変化しました。このような社会の大変革に伴い、企業においても経営方法やマネジメント、付加価値の生み出し方など、幅広い変革が求められています。
そこで家業イノベーション・ラボでは、これからの新時代を生き抜く後継者・経営者の皆さんが、新たな価値観やリーダーシップの本質について体感いただけるワークショップを企画しました。(全3回シリーズ)
講師を務めるのは(株)THINK AND DIALOGUEの富岡洋平氏。エグゼクティブコーチである富岡氏は、経営者の対話のパートナーとして、企業の様々な課題や悩みに接するなかで、ある共通する問題に気づいたと言います。その問題とは、働く人の多くが自分の本当にやりたいことや夢を見失ってしまっているということ。現代の日本における社会課題を解決するためには、働く人、ひとりひとりが自分自身の人生における使命(ミッション)に向き合う必要があると確信したそうです。富岡氏の立ち上げたTHINK AND DIALOGUEでは、メンバーひとりひとりがミッションと向き合い続けられる企業のカルチャー変革を支援しています。そしてその取り組みは、新聞やWebなど、様々なメディアで取り上げられています。
イノベーションが求められる変化の激しい時代には、社員ひとりひとりの生きる目的にフォーカスした、新たな会社づくり、経営の仕方が必要となります。それを実現するためには、まず経営者自身が、自らのリーダーシップ力、マネジメント力を進化させていかなければなりません。
「右肩あがりだった先代の時代とは違う」、「創業者のカリスマ性が自分にはない」、「自分らしくと言われても、どうしたらいいのかわからない」、「ビジョンは必要だけど作る時間がない」、「すぐ絵にかいた餅になってしまう」…これまでにお聞きした家業後継者の皆さんの声に応えられるワークショップになると確信しています。
第一回・5月19日(水)20時~21時30分「自分自身のパーパス(生きる目的)を定義する」終了しました。- 第二回・6月16日(水)20時~21時30分「社員とともに、私たちのパーパス(経営理念)を定義する」
- 第三回・7月14日(水)20時~21時30分「ビジョンを実現するための1on1を体感する」
※三回すべての参加が必須ではありません
第二回の参加登録はこちらをクリック 第二回のお申込みは締め切りました
可能な限り双方向に対話をしながらワークショップを進めていきます。オンラインではありますが、家業経営者および後継者に限定の上先着順に25~30名程度を上限とさせていただきます。
【講師】
富岡洋平氏
慶應義塾大学法学部法律学科卒業。日本オラクル株式会社にセールスコンサルタントとして参画。 その後、株式会社リンクアンドモチベーションにて、組織人材開発領域でのコンサルティング及びファシリテート業務を経て、株式会社コーチ・エィへ。エグゼクティブコーチとして経営者ならびにシニアマネジャーへのコーチングを200名近く実施。コーチングを活用した風土変革、業績向上プロジェクトに約9年間従事した後、株式会社 THINK AND DIALOGUE を設立。CEOとのダイアログ、コーポレートカルチャーの変革、リーダーシップ開発を専門とする。 大手企業がテレワークを推進する中で求められる「オンライン上でのマネジメント」や「1ON1」といった、新たなリーダーシップスタイルの確立にも取り組んでいる。
http://think-and-dialogue.com/
【モデレーター】
宮治勇輔氏
NPO法人農家のこせがれネットワーク 代表理事
株式会社みやじ豚 代表取締役社長
家業イノベーション・ラボ実行委員
宮治 勇輔
1978年、神奈川県生まれ。代々農家を営む農家の長男として生まれたが、慶應義塾大学を卒業後、ベンチャー起業を志して2001年に株式会社パソナに入社。起業や経営について学ぶうち、自身の家業である農業へと心が動き2005年に同社を退職、実家へ戻って株式会社みやじ豚を設立、代表取締役に就任。2009年にNPO法人「農家のこせがれネットワーク」を設立し、農家の後継ぎ候補者(こせがれ)への情報提供や啓発活動を開始。著書に『湘南の風に吹かれて豚を売る』(かんき出版)がある。