11/11(木) 19:30~ 家業イノベーション・ラボpresents 後継者と自社株式:大戸屋創業ファミリー・三森智仁さんをお迎えして

家業(ファミリービジネス)の難しさは、3円モデルによる説明が最も有名です。それぞれの円は「家族(ファミリー)」、「経営(ビジネス)」そして「株式(オーナーシップ)」を示しています。それらが複雑に重なり合うことで、時にはいわゆる「お家騒動」が起こり、経営権を奪われてしまうことも。その火種となりうる「自社株式」について掘り下げて解説するトーク・イベントを、家業イノベーション・ラボとしては初めて開催します。

メインゲストには、大戸屋創業者・三森久実様の長男で、「お家騒動」を経験し昨年取締役に復帰した三森智仁様をお迎えします。また、ゲストコメンテーターとして中小企業庁財務課より平田様も登壇いただきます。後継者の皆さんが安心して家業を引き継いで、イノベーションを通じて発展させていくための支援策をお話いただきます。どうぞお楽しみに!

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対象者:事業承継前後の家業後継者、事業承継に興味のある方

主催:家業イノベーション・ラボ 

参加費:無料

日時:2021年11月11日(木)19時30分~21時 オンライン:Zoom Webinar 

◇メインゲスト

三森智仁(みつもり ともひと)さん
1989年生まれ。2011年中央大学法学部卒業後、三菱UFJ信託銀行に入社。13年大戸屋ホールディングス入社。14年「ビーンズ戸田公園店」店主。執行役員社長付を経て、15年6月に常務取締役海外事業本部長。16年2月退任。その後、高齢者向けプラットフォーム事業を行う株式会社スリーフォレストを起業し代表を勤める。また、2020年11月より、大戸屋ホールディングス非業務執行取締役。著書に『創業家に生まれて〜定食・大戸屋を作った男とその家族(日経BP)

◇ゲスト

平田 卓也さん
中小企業庁 事業環境部 財務課 課長補佐
2010年経済産業省入省後、製造産業局産業機械課、内閣府宇宙開発戦略推進事務局、資源エネルギー庁電力・ガス事業部電力基盤整備課等を経て2020年より現職。

◆モデレーター

宮治勇輔さん
株式会社みやじ豚 代表取締役社長
NPO法人農家のこせがれネットワーク 代表理事
家業イノベーション・ラボ 実行委員 

1978年、湘南地域の小さな養豚農家の長男としてこの世に生を受ける。2001年慶應義塾大学総合政策学部卒業後、株式会社パソナに入社。営業・企画・新規プロジェクトの立ち上げ、大阪勤務などを経て2005年6月に退職。実家の養豚業を継ぎ、2006年9月に株式会社みやじ豚を設立し、代表取締役に就任。生産は弟、自身はプロデュースを担当し、独自のバーベキューマーケティングにより2年で神奈川県のトップブランドに押し上げる。みやじ豚は2008年農林水産大臣賞受賞。みやじ豚は順調に推移するも規模拡大をよしとせず、日本の農業の現状に強い危機意識を持ち、都心で働く農家のこせがれの帰農支援を目的に、2009年にNPO法人農家のこせがれネットワークを設立。2010年、地域づくり総務大臣表彰個人表彰を受賞。2015年より丸2年間、農業の事業承継を研究する、農家のファミリービジネス研究会を主宰。JA全農と『事業承継ブック』を制作し、全国のJAを通じて1万3千部を配布。事業承継の研究と実践を推進するべく、2017年より家業イノベーション・ラボを立ち上げる。現在は、事業承継をテーマに、農業界限らず中小企業の経営者及び後継者向けに講演及びセミナーを行う。全国47都道府県で農業経営及び地方創生における数百回の講演実績あり。DIAMOND・ハーバード・ビジネス・レビュー「未来を創るU-40経営者20名」。著書に『湘南の風に吹かれて豚を売る』