家業を持ち、その家業を成長させるためにイノベーションを起こそうとする次世代の挑戦者たちを応援する活動「家業イノベーション・ラボ」が、めぐり会いを生み出すミートアップイベントを北海道札幌市で開催します。
このイベントでは、家業イノベーション・ラボの目的と活動の詳細についてご紹介し、家業の伝統を守りつつも、時代に合わせた自分らしいイノベーションを実現するための伴走支援を行っていることをお伝えします。
トークセッションでは、外部人材によるイノベーション支援プログラムに参加した札幌在住の家業後継者、外部人材の方々をゲストに迎え、体験談をもとに活用の秘訣についてお話いただきます。
また、家業イノベーション・ラボのコンセプトや活動内容をまとめたコンセプトブックが2023年4月に出来上がったことから、制作に携わったコピーライター、デザイナーのトークセッションも行います。さらに、ご参加いただいた皆様からの質問にも回答するQ&Aセッションもありますので、家業を承継し、イノベーションを起こしたい方々はぜひご参加ください。
<申し込み>
https://fbil20230426.peatix.com/
<こんな方におすすめ>
・「家業イノベーション・ラボ」の参加や取組に興味をお持ちの方
・家業を継ぐことに興味がある方
・これから家業を継ぐ予定の方
・家業を継いでおり、新しいアイデアを求めている方
・外部人材の活用に興味がある方
・家業後継者との繋がりを求めている方
<開催概要>
【日時】
2023年4月26日(水)19時00分〜20時30分(18時45分開場)
*21時00分〜23時00分、「一鱗酒場」にて懇親会を開催します。
【会場】
bokashi
住所:札幌市中央区南2条西1丁目7番地1 二番館ビル bokashi(大通駅35番出口徒歩0分、カナリヤ向かい)
【参加費】
1,000円(1ドリンク付き)
【懇親会】
時間:21時00分〜23時00分
会場:一鱗酒場(札幌市中央区南2条西4丁目12−5 乙井ビル 2F)
参加費:4,000円 *飲み放題(2時間)+ 食事付き
【定員】
35名
*懇親会:先着15名
※お手数をおかけしますが、参加費は現地でのお支払いをお願いいたします。
※イベントのみの方は1,000円、懇親会もご参加される方は5,000円をご準備ください。
【主催】
家業イノベーション・ラボ
【タイムライン】
19時00分~19時15分 オープニング・「家業イノベーション・ラボ」の紹介
登壇者:NPO法人農家のこせがれネットワーク 代表理事 宮治 勇輔
19時15分~19時40分
「外部人材を活用して新規事業を立ち上げる! 家業イノベーション・ラボ参加者の事例から学ぶ活用の秘訣」
登壇者:一鱗共同水産株式会社 本間 雅広氏、株式会社北海紙工社 梅田 修平氏
19時40分~20時00分
「家業に新たな価値を。コピーライター的・敷居の低いブランディング」
登壇者:コピーライター / クリエイティブディレクター 池端 宏介氏
20時00分〜20時15分
「アイデンティティを見える化!デザイナーが語るコンセプトブック制作秘話」
登壇者:エヌエヌ生命保険株式会社 保谷 友美子、RESUPPORT 江川 南
20時15分~20時25分 Q&Aセッション
20時25分〜20時30分 クロージング
【登壇者(登壇順)】
宮治 勇輔
NPO法人農家のこせがれネットワーク 代表理事
株式会社みやじ豚 代表取締役社長
1978年神奈川県藤沢市に養豚農家のこせがれとして生まれる。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、(株)パソナ入社。「いつかは起業したい」との思いから、会社員時代は早朝の勉強が習慣に。実家の養豚業のことが頭から離れず農業の本を買いあさって読み続ける。「一次産業をかっこよくて・感動があって・稼げる3K産業にする!」との思いから、05年同社を退職。「まずは実家の養豚業を何とかする」ために、収入月3万円のバーベキューで起業することを決意。そして、お客さんの声を直接聞き、価格の決定権を戻すという仕組みをつくる。
06年に父親から引き継いだ養豚業を法人化、株式会社みやじ豚を設立し、代表取締役社長に就任。友達や知り合いに声をかけて始まったバーベキューでみやじ豚は口コミで広がり、全国の高級レストランや銀座の百貨店などにも取引されるようになる。
09年には就農間もない農家が自律するためのマーケティングとブランディングを支援するNPO法人農家のこせがれネットワークを設立し代表理事に就任。農業経営や地方創生をテーマに全47都道府県で数百回の講演実績。趣味は、読書とドラムとバーベキュー。
2010年、地域づくり総務大臣表彰個人表彰を受賞。
DIAMOND・ハーバード・ビジネス・レビュー「未来を創るU-40経営者20名。
本間 雅広氏
一鱗共同水産株式会社 経営企画室室長
1989年、札幌市生まれ。仙台にある東北福祉大学在学中に東日本大震災を経験。卒業後札幌市内の高校で2年間、社会科教諭を務めた後、2014年に祖父が創業した札幌市中央卸売市場で水産仲卸を営む一鱗共同水産株式会社へ入社。市場での営業だけではなくHPなどPRツールの整備や、飲食店メニューに社名を入れてもらうなどを通して社の認知度向上と新入社員のリクルートを図るほか、㈱GAKUとコラボした「一鱗酒場」を開店するなど、水産の新たな可能性と価値を生み出すことを目指している。 現在は経営企画室室長。
梅田 修平氏
株式会社北海紙工社 執行役員 / 営業企画部 部⻑ / プリンティングコーディネーター
1986年 北海道札幌市生まれ。高校時代から札幌プレシャスホール、PROVOなど無類の音楽好きの集まる場の洗礼を受け、カルチャーやクリエイティブに興味を抱くように。大学入学を機に上京。音楽レーベルでのインターンや大学広報誌(フリーペーパー)の編集などに携わる。社会人として雑誌編集、映像制作など数社を転職しながら経験。学生時代から下北沢に10年ほど住んでいた。2015年 東京から北海道へUターンして家業の北海紙工社の営業担当として入社。2017年、オリジナル文具ブランド「ほっかいしこう社」を立ち上げ、2018年のイベントで販売開始。以降、自社の広報やブランディングを担い、近年ではアートプロジェクトの立ち上げや、札幌の印刷業界を盛り上げるための団体の発起人となるなど精力的に活動している。一番好きな紙は「スノーブル-FS」。
池端 宏介氏
コピーライター / クリエイティブディレクター
https://face-sapporo.com/ikehata_kousuke/
1978年北海道北見市生まれ。上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒業。日本デザインセンター入社後26歳で札幌市へ移住。現在はインプロバイドに所属しながらフリーの講師やファシリテーターとしても活動。JR貨物北海道支社・一鱗共同水産・池田食品などのブランディングを手掛ける。
保谷 友美子
エヌエヌ生命保険株式会社 事業開発部 CSV推進チーム
社会貢献活動を担当。家業イノベーション・ラボ実行委員として家業後継者のイノベーション支援を行う。2021年、伝統産業を担う後継者に向けた欧州進出支援プログラムを立ち上げる。後継者と海外デザイナーが協業しながら現地生活者のニーズに合わせた商品開発および海外販路開拓を支援している。
江川 南
RESUPPORT 代表 / デザイナー
グラフィックデザインを学び、デザイン会社で3年間働いたのち、キャリア教育・ソーシャルデザイン分野に関心を持ち、NPO法人北海道エンブリッジに転職。コーディネーターとして学生と中小企業の伴走支援をしながらデザイナーとしても活動。2021年にRESUPPORTとして独立。主に中小企業のブランディングに関わる中で、ソーシャルビジネスに取り組む企業や団体のデザインやコーディネート支援にやりがいを感じ、現在は社会問題解決を目的とした事業を行う企業や団体へのデザインやコーディネート支援を中心に行っている。