全国の家業後継者のイノベーションを支援する「家業イノベーション・ラボ」では、日本市場で家業を担い、その中で新たなイノベーションにチャレンジする家業後継者たちをサポートする「海外進出支援プログラム」を始動します。
このプログラムでは、家業イノベーション・ラボを共催するエヌエヌ生命のルーツがオランダにあることから、オランダをゲートウェイとした欧州市場の展開を見据え、オランダおよび欧州の魅力や現地のトレンド、より実践的な基礎知識から現地オンライン視察まで、さらには家業をイノベーションするための支援を実施し、学びと実践を踏まえた海外進出につなげます。
海外進出支援の各プログラムを通して、海外70カ国100地域在住600人の日本人女性のネットワーク『ライフスタイル・リサーチャー®』を主軸とした海外リサーチ、マーケティングを行う株式会社TNC代表取締役社長の小祝誉士夫氏をファシリテーターに迎え、STEP1では、「オランダの先進性とニッポンの家業との接点」をテーマに、サーキュラーエコノミー、デザイン、インテリア、テック、農業、介護などの分野におけるオランダの先進性を含めたオランダの魅力の再発見と欧州市場へのゲートウェイとのして役割についてを学ぶ、オンラインイベントを実施します。
今回はゲスト登壇者に、株式会社 XPJP 代表取締役/価値デザイナー 渡邉賢一氏、オランダ王国大使館 政策オフィサー バス・ヴァルクス氏、そして、プランティオ株式会社 CEO & Co-Founder 芹澤孝悦氏をお招きし、家業と海外進出、海外進出の意味やヒントを司会の小祝氏とのセッション形式で探ります。
日時:2022年1月26日(水)19時~20時30分 オンライン:ZOOM Webinar
主催:家業イノベーション・ラボ
特別協力:株式会社TNC
後援:オランダ王国大使館
参加費用:無料
対象者: 家業をお持ちの方(承継済・承継予定は問いません)、海外進出やオランダに興味のある方
◇ゲスト
渡邊 賢一氏
株式会社 XPJP 代表取締役/価値デザイナー
KDDI、朝日新聞社、内閣官房 地域活性化統合事務局に勤務後、「社会課題の解決」を目的とした価値デザイナーとして独立。SBNR型地域ブランディングを推進する(株)XPJP代表取締役。宇宙技術を活用した地球創生の(社)Space SAGA 代表理事。2021年より故郷 栃木県栃木市の実家の創業80年の料理店「辰元」取締役に就任。アイランダーサミット 総合プロデューサー、ジオ・ガストロノミー・プロジェクト代表、内閣府クールジャパン官民連携プラットフォーム ディレクター。慶應義塾大学大学院SDM研究所 研究員。総合地球環境学研究所 共同研究員。辻調理師専門学校 非常勤講師。学習院大学、カリフォルニア大学サンディエゴ校、ワシントン大学ビジネススクールBUSIP。
バス・ヴァルクス氏
オランダ王国大使館 政策オフィサー
オランダ王国出身。 オランダ王国大使館 広報・政治・文化部の政策オフィサー。オランダ、ライデン大学日本語・日本の文化学科卒。在学中に留学と国際交流のために長崎・京都・島根に滞在。遍路をテーマにした卒業論文の準備段階で四国遍路を完歩。卒業後に2005年に国費留学生として東京へ渡る。2007年より大使館勤務。現在、主にデザイン・建築や文化遺産の分野で日蘭の文化交流促進に努める。
芹澤 孝悦氏
プランティオ株式会社 共同創業者/CEO
大学卒業後ITのベンチャー企業へ。エンターテインメント系コンテンツのプロデューサを経て、日本で初めて“プランター”という和製英語を発案・製品を開発し世に広めた家業であるセロン工業へ。男性から女性に花を贈るフラワーバレンタインプロジェクトの立ち上げや2012年業界最大の国際園芸博覧会フロリアードの日本国政府スタッフとして参画。60年前に開発された元祖“プランター”をその当時の熱い開発マインドと共に今の時代にあった形で再定義し、次世代の新しい”人と植物との関りかた”を模索する三代目。
◇司 会 進 行
小祝 誉士夫氏
株式会社TNC 代表取締役社長
1973年生まれ、茨城県大子町出身。大学卒業後、5年間のインドネシア駐在勤務を経て、2004年から株式会社TNCの創業メンバーとして広告・マーケティング業界に従事。2008年に同社、代表取締役社長に就任。70カ国100地域在住600人の日本人女性ネットワーク『ライフスタイル・リサーチャー』を主軸とした海外リサーチ、マーケティング、PR業務のプロデューサーとして現在に至る。2014年9月、東京・神楽坂に「食」をテーマに海外と日本をつなげるテイスティングサロン「メゾンド・ツユキ」を開業。