3月29日(月)19:30-【家業イノベーション・ラボ×シブヤ大学】大人のリベラルアーツ 第2回:哲学

☆★参加にあたってはPeatixからのお申込みが必須となります★☆

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対象:家が家業や自営業を営んでおり、経営に携わる人や今後その可能性がある人/広く教養を身につけることに関心がある人

■「大人のリベラルアーツ」とは

「大人のリベラルアーツ」は、 哲学、アート、文学、宗教、経済、社会学といった様々な分野の専門家をゲストに迎え、 物事の多面的な見方や考え方などを深めていくシリーズ授業です。

答えのない時代の中で、社会や時代を俯瞰し、 イノベーションを生み出していくための土台となるような幅広い教養を学んでいきます。

一見すると「不要不急」と言われがちな分野の学問が 何世紀もの間継続し、今も残っている理由とは何なのか、 そこから私たちは何が学べるのか、どんなことを学んでいきたいのか。

不確実性の時代に真に必要とされる知識とはなんなのでしょうか?小手先のテクニックではない、 時代を超えて活きる考え方や思考法について、一緒に触れていきませんか。

■シリーズの紹介

この講座では、3回にわたって様々な分野の専門家をゲストに学びを深めていきます。

みなさんをリベラルアーツの入り口まで案内してくれるのは、シリーズナビゲーターの山本貴光さんと吉川浩満さんです。

人文学や科学まで様々なジャンルの著作を出版されたお二人。研究者・文筆家としてのご活躍だけでなく、企業で働く経歴もお持ちです。仕事をしながら学び続けているお二人に、様々な専門分野と私たちを繋ぐ役割をお願いしました。

第1回には、学びとは何か?というテーマに対して、お二人に質問をぶつけながら考えました。

第2回は、哲学をテーマに紀元前をから続く「答えのない問い」を考える方法を学びます。

そして第3回は、アートをテーマに私たちの「ものを見る力」について考えます。

■第2回:哲学

「大人のリベラルアーツ」シリーズ第2回目のテーマは「哲学」です。

私たちの日常会話でも「経営哲学」や「哲学的な話」などの表現をつかうことがありますが、その言葉の意味について考えたことはありますか?

古代ギリシア以前から現代まで続く「哲学」という活動は、いったい何を探求しているのでしょう。

今回ゲストとしてお話しいただくのは、東浩紀さん。

批評家・作家としてのご活躍だけでなく、「株式会社ゲンロン」創業者、放送プラットフォーム「シラス」代表としての顔を持つ、経営者でもあります。

最近では、著作『ゲンロン戦記-「知の観客」をつくる』(中公新書ラクレ)が大きな話題を呼んでいます。

経営者の苦労を読むことのできる一冊であると同時に、哲学・思想や批評などを一部の人たちの閉じられたものにせず、どうやって社会に開いていくのかについて書かれています。

東さんが新たな知的空間を作ろうとする、数々の挑戦を知ることのできる書籍です。

当日はナビゲーターの山本さん、吉川さんが聞き手となり、東さんのお話をじっくりうかがっていきます。

現代を生きる、働く私たちにとって「哲学」はどういった意味を持つのか?

みなさんも一緒に考えてみませんか。

■各回スケジュール

第1回:2月24日(水)「学びとは何か」 (ナビゲーター:山本貴光、吉川浩満)終了しました!

第2回:3月29日(月)「哲学」(ゲスト:東浩紀、ナビゲーター:山本貴光、吉川浩満)

(予定)第3回:4月27日(火)「アート」 (ゲスト:調整中、ナビゲーター:山本貴光、吉川浩満)

■家業イノベーション・ラボとシブヤ大学のコラボレーションシリーズ

家業イノベーション・ラボは、家業を持ち、その家業を成長させるためにイノベーションを起こそうとする次世代の挑戦者たちを応援する活動です。

家業が紡いできた歴史を守りつつも、新時代に合った経営を模索するなかで、より「自分らしさ」や「軸」を持つことは、次世代の家業経営者にとっては必要不可欠ともいえるのではないでしょうか。

本シリーズでは、哲学、アート、文学、宗教、経済、社会学といった様々な分野の専門家をゲストに迎え、 物事の多面的な見方や考え方などを深めていく講座を企画していきます。

■ゲストのご紹介

東 浩紀さん

批評家、作家。1971年東京生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。 株式会社ゲンロン創業者。専門は哲学、表象文化論、情報社会論。 著書に『存在論的、郵便的』(1998年、 第21回サントリー学芸賞 思想・歴史部門)、『動物化するポストモダン』(2001年)、 『クォンタム・ファミリーズ』(2009年、 第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』(2011年)、『 ゲンロン0 観光客の哲学』(2017年、第71回毎日出版文化賞 人文・社会部門)、『ゆるく考える』(2019年)、『 テーマパーク化する地球』(2019年)、『ゲンロン戦記』( 2020年)ほか多数。

■ナビゲーターのご紹介

山本 貴光さん

文筆家、ゲーム作家。コーエーでのゲーム制作を経て現職。 著書に『文体の科学』(新潮社)、『「百学連環」を読む』( 三省堂)、『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)、『投壜通信』 『マルジナリアでつかまえて』(本の雑誌社)、『 世界が変わるプログラム入門』『記憶のデザイン』(筑摩書房)、 共著に『高校生のためのゲームで考える人工知能』( 三宅陽一郎と、筑摩書房)、『その悩み、エピクテトスなら、 こう言うね。』(吉川浩満と、筑摩書房)、『人文的、 あまりに人文的』(吉川と、本の雑誌社)など。

吉川 浩満さん

文筆家、編集者。国書刊行会、ヤフーを経て、現職。著書に『その 悩み、エピクテトスなら、こう言うね。』(山本貴光との共著、 筑摩書房)、『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』( 河出書房新社)、『理不尽な進化』(朝日出版社)など。哲学・ 科学・芸術、犬・猫・鳥、卓球、Tシャツ、 ハーレーダビッドソン愛好家。最新刊は『人文的、 あまりに人文的』(山本貴光との共著、本の雑誌社、2021年1 月)。