☆★参加にあたってはPeatixからのお申込みが必須となります★☆
https://fbilxsu20210422.peatix.com/
対象:家が家業や自営業を営んでおり、経営に携わる人や今後その可能性がある人/広く教養を身につけることに関心がある人
■「大人のリベラルアーツ」とは
「大人のリベラルアーツ」は、 哲学、アート、文学、宗教、経済、社会学といった様々な分野の専門家をゲストに迎え、 物事の多面的な見方や考え方などを深めていくシリーズ授業です。
答えのない時代の中で、社会や時代を俯瞰し、 イノベーションを生み出していくための土台となるような幅広い教養を学んでいきます。
一見すると「不要不急」と言われがちな分野の学問が 何世紀もの間継続し、今も残っている理由とは何なのか、 そこから私たちは何が学べるのか、どんなことを学んでいきたいのか。
不確実性の時代に真に必要とされる知識とはなんなのでしょうか?小手先のテクニックではない、 時代を超えて活きる考え方や思考法について、一緒に触れていきませんか。
■シリーズの紹介
この講座では、3回にわたって様々な分野の専門家をゲストに学びを深めていきます。
みなさんをリベラルアーツの入り口まで案内してくれるのは、シリーズナビゲーターの山本貴光さんと吉川浩満さんです。
人文学や科学まで様々なジャンルの著作を出版されたお二人。研究者・文筆家としてのご活躍だけでなく、企業で働く経歴もお持ちです。仕事をしながら学び続けているお二人に、様々な専門分野と私たちを繋ぐ役割をお願いしました。
第1回には、学びとは何か?というテーマに対して、お二人に質問をぶつけながら考えました。
第2回は、哲学をテーマに紀元前をから続く「答えのない問い」を考える方法を学びました。
そして第3回は、アートをテーマに私たちの「ものを見る力」について考えます。
■第3回:アート
「大人のリベラルアーツ」シリーズ第3回目のテーマは「アート」です。
アートと聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
何億円もの価値がついているもの、美術館に行って静かに鑑賞するものなどなど。
日常から少し離れたところにある印象を持っている人も多いのではないでしょうか。
今回の講座では「そういうものだ」と思いこんでいるステレオタイプなアートに対するイメージをちょっと変えるようなお話しをお届けします。
ゲストとしてご登壇いただくのは藤原えりみさん。
西洋美術、現代美術をご専門に、美術ジャーナリストとして活動されています。
著書『西洋絵画のひみつ』(朝日出版社)では、現代を生きる私たちに美術の楽しいひみつを教えてくれています。広大で美しい庭園のような楽しい美術の世界に足を踏み入れる第一歩を応援してくれる一冊です。共著『ヌードの美術史』(美術出版社)では日本ではタブー視されがちな身体表現について、現代の私たちにとっては意外な歴史と文化をひも解いています。
また、現代アートマーケットの課題やアーティストが置かれているハラスメントなどの社会課題についても発信をしています。
当日は、西洋絵画の世界を中心に、ナビゲーターの山本さん吉川さんが様々な質問を藤原さんに投げかけていきます。
具体的な絵画の魅力から「そもそも絵を見るとはどういうことなのか」「美術作品の価値とはいったいなんなのか」などといった抽象的な美術に対しての問いまで、様々なキーワードでみなさんのアートに対する見方がちょっと変わるような時間をお届けします。
■各回スケジュール
第1回:2月24日(水)「学びとは何か」 (ナビゲーター:山本貴光、吉川浩満)終了しました!
第2回:3月29日(月)「哲学」(ゲスト:東浩紀、ナビゲーター:山本貴光、吉川浩満)終了しました!
第3回:4月22日(木)「アート」 (ゲスト:藤原えりみ、ナビゲーター:山本貴光、吉川浩満)
■家業イノベーション・ラボとシブヤ大学のコラボレーションシリーズ
家業イノベーション・ラボは、家業を持ち、その家業を成長させるためにイノベーションを起こそうとする次世代の挑戦者たちを応援する活動です。
家業が紡いできた歴史を守りつつも、新時代に合った経営を模索するなかで、より「自分らしさ」や「軸」を持つことは、次世代の家業経営者にとっては必要不可欠ともいえるのではないでしょうか。
本シリーズでは、哲学、アート、文学、宗教、経済、社会学といった様々な分野の専門家をゲストに迎え、 物事の多面的な見方や考え方などを深めていく講座を企画していきます。
■ゲストのご紹介
藤原えりみさん
美術ジャーナリスト、東京芸術大学大学院美術研究科修士課程修了(専攻/美学)。女子美術大学・國學院大学・東京藝術大学非常勤講師。著書『西洋絵画のひみつ』(朝日出版社)。共著に『西洋美術館』『週刊美術館』(小学館)、『現代アート事典』『ヌードの美術史』(美術出版社)。訳書に、C・グルー『都市空間の芸術』(鹿島出版会)、M・ケンプ『レオナルド・ダ・ヴィンチ』(大月書店)、C・フリーランド『でも、これがアートなの?』(ブリュッケ)など。『キース・ヘリング アートはすべての人のために』展(中村キース・ヘリング美術館)、『村上隆のスーパーフラット・コレクション』展(横浜美術館)、『石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか』展(東京都美術館)の図録編集を担当。
■ナビゲーターのご紹介
山本 貴光さん
文筆家、ゲーム作家。コーエーでのゲーム制作を経て現職。 著書に『文体の科学』(新潮社)、『「百学連環」を読む』( 三省堂)、『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)、『投壜通信』 『マルジナリアでつかまえて』(本の雑誌社)、『 世界が変わるプログラム入門』『記憶のデザイン』(筑摩書房)、 共著に『高校生のためのゲームで考える人工知能』( 三宅陽一郎と、筑摩書房)、『その悩み、エピクテトスなら、 こう言うね。』(吉川浩満と、筑摩書房)、『人文的、 あまりに人文的』(吉川と、本の雑誌社)など。
吉川 浩満さん
文筆家、編集者。国書刊行会、ヤフーを経て、現職。著書に『その 悩み、エピクテトスなら、こう言うね。』(山本貴光との共著、 筑摩書房)、『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』( 河出書房新社)、『理不尽な進化』(朝日出版社)など。哲学・ 科学・芸術、犬・猫・鳥、卓球、Tシャツ、 ハーレーダビッドソン愛好家。最新刊は『人文的、 あまりに人文的』(山本貴光との共著、本の雑誌社、2021年1 月)。