「家業を受け継ぐだけでなく、自分らしく成長させたい」 そう考える家業後継者が外部人材と共に経営革新に挑む「エヌエヌ生命 家業経営革新プログラム」が、5月23日より始動しました。 本プログラムは「家業後継者の経営革新の実現を支援する」ことを目的に、生命保険を通して日本の中小企業をサポートするエヌエヌ生命保険株式会社とNPO法人農家のこせがれネットワーク、NPO法人ETIC.の3社で実行委員会を組成する家業イノベーション・ラボが今年度より開始した新しいプログラムです。
後継者が課題だと感じていることや、新しく挑戦したいと思っていることをテーマに設定し、副業・兼業やインターンといった自社には無い新たな知見・スキルを有する外部人材と共に約4か月間で経営革新プランの実現に取り組みます。初回となる今年度は、全国から合計19社の採択が決定しました。
【採択企業一覧】※順不同 ・株式会社小野建設 ・遠州工業株式会社 ・株式会社新川 ・有限会社高橋食品 ・第一工業株式会社 ・山田屋醸造 ・株式会社森本石油 ・モンテディオ総合企画株式会社 水沼駅温泉センター ・株式会社出羽屋 ・一鱗共同水産株式会社 ・株式会社布施商店 ・新沿岸陸上養殖合同会社 ・株式会社石垣商店 ・有限会社オリジナル ・豊開発株式会社 ・菊地シート工業株式会社 ・ビジュアルイメージング株式会社 ・株式会社フルプロ ・丸平木材株式会社
5月23日に開催した経営革新プランブラッシュアップ会には15社が参加し、オンラインで経営革新プランのブラッシュアップを行いました。 会の中では、経営や事業革新に知見を持つ専門家や先輩後継者2名が1社あたりのメンターとなり、冒頭に企業の事業内容と現在抱えている課題、経営革新プランの中身を共有した上で、課題の背景の深堀や取り組みの優先順位、課題に対するプランの整合性、募集する人材像の明確化などを実施しました。
当日のブラッシュアップを通し、参加した後継者からは 『「企業としての価値がなんなのか」という点がより明確になった。これを軸に、これからの企業としての道筋を整理した上で人材像を描いていきたい。』 『やるべき課題の壁は低いものではないが、クリアできる壁である事も助言として頂いたため、これからの仕事に対して「わくわく感」が湧いた事が有難い。』 といった、自身の考えやプランの明確化につながったという声や、今後のプラン実施に向けた意欲の向上などの感想が見られました。
これから人材の募集を行うための募集要項を作成し、応募があり次第人材の選考へと進んでいきます。 本格的に経営革新プランに外部人材と共に取り組み始めるのは7月頃からになるかと思われますが今後も本プログラムの進捗を発信していきますので、次回レポートも是非ご覧ください。