4/14(水)19:00- 家業イノベーション・アイデアソン2020 中間報告会

『家業×つくばでつくる家業の未来』

家業にイノベーションを起こすために。

2020年8~11月、茨城を中心とした多様な人材を活かし、大胆かつ現実的な企画を考えるアイデアソンを開催しました。キックオフ会から始まり、計4回のイベントでアイデアソンを重ね、2021年6月の報告会に向けたアクションプランを考えました。

中間報告会

家業イノベーターが新たにぶつかった課題を共有し、もう一度みんなでディスカッション。それぞれのグループに分かれてアイデア出しをします。報告会に向けて、さらにイノベーションを加速していきましょう!

「家業」にどんなイメージを持ちますか?

『家業イノベーション・ラボ』とは家業にテクノロジーやクリエイティブを組み合わせて新たな価値を生み出していくこと=“家業イノベーション”を実践している「家業イノベーター」や家業について悩んでいる「家業イノベーター予備軍」、自分のスキルや経験で彼らの事業を応援したい「家業イノベーター応援団」をゆるやかに繋ぎ、それぞれが自分の次のステップのヒントを得るためのコミュニティをつくるイベントです。

参加申込はこちら☟

kagyoinnovationideathon2020-4.peatix.com

タイムスケジュール

19:00~19:05 開場&アイスブレイク
19:05~19:30 家業イノベーターからの課題共有
19:30~20:30 家業イノベーターの課題に対するアイデア出し
20:30~21:00 次回へ向けたアクションプランの共有

開催日時

4/14(水) 19:00~21:00

家業イノベーター

特集記事をnoteで展開中!アイデアソンでの様子やその後の取材記事など盛りだくさんです。ぜひチェックしてください!

https://note.com/kagyo_ideathon

◎山田 周さん(株式会社あけぼの印刷社)

茨城県水戸市出身46歳。株式会社あけぼの印刷社 三代目。

大学卒業後移動体通信事業者に就職。入社企業がM&Aにより外資企業、ベンチャー企業と変わったため、1社しか入社経験はないがその1社で様々な職場環境を経験。業務はエンタメ系サービス企画・営業。様々なサービスの立ち上がりから収束までを手掛けることにより栄枯盛衰を実感する。

11年前に家業であるあけぼの印刷社に入社、6年前より代表取締役を務める。前社で経験した様々な職場環境・業務経験を活かした“創業75年目企業 第二の創業”を目指す。

◎高橋 真弘さん(有限会社高橋食品代表取締役)

1958年に祖父が創業。3代目。

帝京大学理工学部卒業後、就職はせずフリーターで色々な仕事を転々とする。

24歳の時に家業である豆腐屋を始めるが、父親との超絶な喧嘩で家出。

1年間車中泊生活をし、色々な土地に行く。バンド、弾き語り、スキューバダイビング、スキンダイビング、乗馬、マラソン、クライミング、登山、トレラン、やりたい事を色々やる。27歳で家業に戻り、本腰を入れて仕事に励む。33歳で父親に『俺がやる』宣言をし、無理矢理代表になる。当初は経営状態も、雇用状態もかなり悪く、もうダメかと思ったが、地元に根差した商品づくりと、価格改定、コストカットにより、利益を出せる様になる。原料にもこだわっており、車中泊生活で旅をしていた時にたまたま出会った、手造りの塩工房でニガリを分けてもらったり、水戸農業高校とコラボをして、高校生が育てた大豆を使ったりしている。

現在38歳。毎年富士登山競走を完走する事を楽しみに、日々走り続けている。

◎藤田 浩一さん(御菓子司風月堂3代目)

茨城県出身。70年余り続く和菓子屋の3代目。

製菓の専門学校を卒業後神奈川にて5年間修行し、実家に戻る。

海外旅行で改めて日本の良さに気付き、ICOM世界博物館会議にて日本の和菓子店で唯一参加し、世界のVIPを相手に和菓子の実演、体験を行う。

そこで得た体験により更に和菓子の可能性を再認識する。

「笑顔と伝統を未来へ」をモットーに和菓子の体験教室、料理店とコラボなど和菓子を広める活動もしている。

◎小澤 光範さん(みかんのみっちゃん)

和歌山有田みかん・はっさく・レモンなど、年間を通じて、60品種もの柑橘を生産している江戸末期から伝承された6代目農家。みかんの加工品や全国の洋菓子店や飲食店とコラボし、販売しているケーキやゼリー、料理などの6次産業にも力を入れ、加工品開発やそれに繋がるパティシエや料理人などの6次産業に携わる仲間を集めて、新しい繋がりや価値を生み出す。

また、次世代の食の価値を見出す料理人やパティシエの専門学校との育成カリキュラムとの連携も行う。最近は特に、フードロス問題にも取り組み実施中。和歌山県有田川町を中心に地域振興を目指し、ビジョンとして、有田地域で、国内外の人達と地元の人達との交流人口を増やす。

そして、地域産業、観光産業などを通して、有田地域の自立した地域経済の発展を目指し、未来の有田を創ることを目指す。援農キャラバンみかん採りプロジェクトという団体が有田に携わっており、その一員として、みかん収穫シーズンなどの農作業繁忙期に、全国から農家を助けたい!という想いを持った人たちを援農者として、地元に呼び寄せる活動を実施。

そして、新規就農者が就農へと繋がる架け橋となるよう、活動中。全国テレビや関西テレビ、地元メディアや地元雑誌、ラジオなどにも度々出演。日々、みかんの生産技術・産業の発展と共に、地元有田の発信源を摸索中。